PDCAサイクルとは、企業が行う一連の活動を、それぞれPlan−Do−Check−Action(PDCA)という観点から管理するフレームワークのことですが、ボランティア活動にも不可欠なものです。
これを知らずに活動していると、イベントを通してどんな目的を達成するのかを忘れたままイベント自体を開くことが目的となり、組織が成長する機会を失い、イベントを繰り返す度に疲弊します。
- Plan:目標を設定し、それを具体的な行動計画に落とし込む
- Do:組織構造と役割を決めて人員を配置し、組織構成員の動機づけを図りながら、具体的な行動を指揮・命令する
- Check:途中で成果を測定・評価する
- Action:必要に応じて修正を加える
一連のサイクルが終わったら、反省点を踏まえて再計画へのプロセスへ入り、次の新たなPDCAサイクルを進める。
イラストでは表現しきれていませんが、平面をぐるぐると回るのではなく、螺旋状に回りながら上昇していくことがポイントです。
このPDCAの繰り返しで企業は成長していくのですが、規模の大小や時間の長短に差はあれ、PDCAサイクルはボランティア活動にも家庭にも応用できます。
むしろ、どんな活動でもPDCAサイクルを知っておくことが大前提であり、実施することで無駄な失敗を避け成長することができるでしょう。
まちづくりに携わる人なら身に付けるべき行動指針です。